GMDSS Global Maritime Distress and Safety System
もともとは、外洋を航行する大型業務船舶を主たる対象として開発されてきた最新の衛星通信、デジタルテクノロジーを使用した国際海事遭難救助・安全システム。
プレジャークラフトにおいて、GMDSSの搭載は、任意とされていますが、救難・通信環境に大きな影響を及ぼしていますので、全ての操船従事者はGMDSS・機能を理解しておかなけらばなりません。
特に近年、欧米ではGMDSSの重要な要素の一つであるVHF/DSC・プレジャークラフト版(日本では許可されていない)が、普及・スタンダード化していますので理解が必要です。
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【※注意】
GMDSS搭載義務を負っている船舶において、旧来のVHF16チャンネルのモニター義務は、2005年2月1日を持って終了している(VHF/DSCに移行)。従って、VHF/DSCを搭載していないプレジャークラフトとの交信に、支障をきたす事が懸念されている。