コリント運河・C&L
2024年開催日程:現地時間
1レグ・ 9月14日~20日;アテネ・Alimosマリーナからコリント運河を通過、Itea港まで。
2レグ・9月21~27;Itea港からアテネ、Alimosマリーナまで。
集合場所:1レグはアテネ・Alimosマリーナ:最寄り空港はアテネ国際空港 。
2レグはItea港、アテネ市内からバスで移動(2時間30分)。
受講費用:U$3,300 (費用にはアルコール類を除くコース期間中の食材費用が含まれます)
キャビン;ダブルバースキャビンを二人でシェアしていただきます。
ISPAサテフィケート:未経験の方はISPA Competent Crewサテフィケート取得にチャレンジ、経験者はコスタルナビゲーターとコスタルスキッパー、これらのサテフィケートにチャレンジ可能です。全く経験の無い方も参加可能な穏やかな海域での開催です。
[ 日程概要 ]
開催初日の前日、夕方を目処に市内集合、翌日食品などの買い出しの後、出港。途中、コリント運河を通過。最終日は夕方早めに到着、翌日早朝には船をチェックアウト。
コリント運河・歴史
ギリシャのコリント運河は、ペロポネソス半島と本土を結ぶ運河であり、コリント市に位置しています。以下は、コリント運河の歴史的な概略です。
1. **古代の試み:**
古代ギリシャ時代には、コリント地峡を渡る陸路が主要な交通手段でしたが、船が運河を通ることは考えられていました。紀元前7世紀にペロポネソス戦争中には、将軍ペリアンドロスが船を陸路を移動させるという試みがありましたが、実現には至りませんでした。
2. **ローマ時代:**
ローマ時代になると、コリント地峡を渡る陸路が整備され、運河建設の試みがいくつかありましたが、技術的な制約や財政的な問題から実現しませんでした。
3. **現代のコリント運河:**
現代のコリント運河は、19世紀末から20世紀初頭にかけて、ギリシャ政府によって建設されました。コリント地峡を通る船舶の往来を容易にするため、1893年に工事が始まり、1896年に開通しました。しかし、この運河は船舶の大きさに制約があり、現代の大型船が通航するには狭すぎました。
4. **技術と改修:**
運河はその後も技術の進歩に伴い改修され、特に20世紀後半になると大型船の通行が可能になりました。しかし、コリント運河は商業的にはあまり利用されず、観光名所としての側面が強まりました。
5. **観光と交通:**
現在、コリント運河は観光名所として知られ、観光船が運河を通る様子は多くの観光客にとって人気があります。また、一部の小型船やヨットが通行していますが、主要な商業ルートとしてはあまり利用されていません。
コリント運河は、古代から現代までのさまざまな試みや歴史を経て、現在ではギリシャの歴史と技術の一環として存在しています。