開催日程; 2025年10月3日夕方集合、12日0800解散・解散集合はAthen Alimos Marina。
参加基本ルール;参加者は全員がクルーとして乗り込みます、船に乗るお客様ではありません。参加したみなさんの知識と技量レベルに合わせて操船活動に参加していただきます。全くの初心者の場合には最低限の知識と操船イメージを取得していただくためISPA Competent Crewオンラインコース受講をお願いします(実際にヨットに乗った経験は無くともOK)。
トレーニングは無し;スキッパーが必要に応じて操船の指示を出しますが、操船トレーニングは行いません。
参加資格 : ISPA World Sailing Club 入会(無料)
宿泊;コース期間中は船に宿泊となります。二人で一つのキャビンをシェアしていただくこととなります。もし一人で参加の場合には他の参加者とのキャビンシェアとなります。もし一人で一つのキャビンを占有したい場合にはバウキャビン(スターンよりも少し狭い)を5割増しの参加料で占有できる可能性があります(参加人数などによります)。
期間中の食事;出航前に、各艇のスキッパー(インストラクター)の下、食料品の買い出しと積み込みを行います(食材費用は参加者で分担)。原則として朝食と昼食は船内で調理、夕食はそれぞれ停泊地のレストランを利用するか、希望される場合には船内で調理も可能です。アルコール類は自己負担で購入していただきます。
リネンと寝具;薄手の布団、枕と枕カバー、シーツは搭載されていますが、寒さが気になる可能性のある方は夏用のコンパクトな寝袋を持参することをお勧めします。タオル、バスタオルは船に搭載されています。
シャワー;途中停泊するマリーナでシャワーを使うことが可能です。船内シャワーは原則として使えません(節水)。マリーナでシャワールームへ行くときのためにビーチサンダルを持参すると便利です。
禁止事項;航行中の飲酒、停泊中の過度の飲酒、船上での喫煙。
健康状態;健康状態について問題のある方はお問い合わせください。大きな問題でなければ参加可能です。
アテネ周辺のヨットクルージングガイド
アテネ周辺のエーゲ海は、ヨットクルージングに最適な環境を備えています。穏やかな海と美しい島々が点在し、歴史と自然が融合する魅力的な航路を楽しめます。
1. 気候と航行条件
アテネ周辺の海域は地中海性気候に属し、春から秋にかけて晴天が多く、ヨットクルージングに最適な環境が整っています。特に5月から10月にかけては穏やかな風が吹き、安定した航行が可能です。夏季には「メルトミ」と呼ばれる北風が吹くことがありますが、適切な航路を選ぶことで快適な航海ができます。
2. 主なクルージングルート
アテネの港から出航し、サロニコス湾や近隣の島々を巡るルートが一般的です。
アテネ(アリモス・マリーナ)発着
アテネ中心部からアクセスしやすいアリモス・マリーナやピレウス港から出航し、エーゲ海の美しい島々へ向かいます。アイギナ島(約17海里)
アテネから最も近い島のひとつで、新鮮なピスタチオや古代遺跡が魅力。アイギナ港または穏やかな入り江で停泊可能です。ポロス島(約30海里)
美しい自然と活気ある街並みが特徴のポロス島は、初心者にも優しい寄港地です。周囲の穏やかな海はスイミングやシュノーケリングにも最適。イドラ島(約37海里)
歴史的な街並みが広がるイドラ島は、自動車が禁止されているため、静かで風情のある環境を楽しめます。石畳の街並みとエレガントな建築が特徴的です。スぺツェス島(約45海里)
高級リゾート地として知られ、美しいビーチや豪華なヴィラが点在。伝統的なギリシャの雰囲気とモダンなリゾートが融合しています。
3. クルージングの魅力
歴史と文化の融合
クルージングの途中で、古代ギリシャ遺跡や歴史的建築物を訪れることができます。アテネのアクロポリス、アイギナのアフェア神殿などは必見です。透明度の高い海と美しいビーチ
エーゲ海の澄んだ青い海は、シュノーケリングやダイビングに最適。各島には隠れた入り江や美しい砂浜が広がっています。ギリシャ料理とローカル体験
各島の港では、新鮮なシーフードや地元のワイン、伝統的なギリシャ料理を楽しむことができます。海辺のタベルナ(レストラン)での食事は、クルージングの醍醐味のひとつです。
まとめ
アテネ周辺のエーゲ海は、初心者から経験者まで楽しめるヨットクルージングの理想的なエリアです。美しい島々を巡りながら、ギリシャの歴史・文化・自然を満喫する特別な航海をお楽しみください。
支払い方法:申し込み時にU$1,000をデポジットとして支払い、残金は9月5日以前に支払いをお願いします。
キャンセル料;2025年9月4日以前のキャンセルは登録料の50%、2025年9月5日以降のキャンセルは登録料の100%をキャンセル料として申し受けます。ただし、いずれの場合も、他の参加者が現れた場合、キャンセル料は参加費の15%となります。
旅行の手配:フロティラの開催が決定するまで旅行の手配はしないでください。実施決定後、ご連絡いたします。
フロティラの中止;フロティラが中止となった場合、支払われた予約金は全額返金されます。
気候;10月の開催地附近の平均的な気温は15−25度ですが、年によって若干の変動があります。水温は20-27度、晴れた日には泳ぐことも可能です。
旅行バッグ;ハードスーツケースは禁止です。ダッフルバッグかフラットに畳むことのできるローラーバッグを利用してください。キャビン内で荷物を整理しておくため、大型のプラスティックバッグを何枚か持ち込むと便利。
服装・持ち物;気候に合わせた動きやすい服装。 海上の風は冷たい場合がありますので、長袖は必須。下着類は、3日分で十分です。(途中ランドリーのあるマリーナに立ち寄り、洗濯可能)、毛糸の帽子、つばのある(日除け)帽子、偏光サングラス、日焼け止めクリーム、洗面用具、水筒、ウォッシュレット(手動)、セーリング用ジャケット上下、グローブ、靴は防水性の高い軽トレッキングシューズがお勧め、そのまま陸を歩けます。
* 詳細については下記リストを参考としてください
PFD(ライフジャケット);船に搭載されているのはキーホール型、嵩張りますので普段使用している膨張式を持参することをお勧めします。
旅行保険;一般的な旅行保険にご加入ください。
大型スーツケース禁止
衣類はプラスチックバッグに入れて分ける
アウター上下
トレッキングシューズ
Keen・サンダル
グローブは必須
水ボトル
携帯ウォシュレット(手動)
荷物収納バッグ
ヨット内は、限られたスペースでの共有になりますので、潰して収納できるソフトスポーツバッグにしてください。折りたたみ収納できる括り付け式キャリーの使用はOKです。
キャビン内収納時には、荷物がバラバラにならないように、小袋に入れるよう準備してください。
* 事前に開催ベース近くのホテルに宿泊される方はホテルにスーツケースを預けておくことも可能です。
服装・衣類・下着・小物など携行品
気候に合わせた動きやすい服装。 夏でも、海上の風は冷たい場合がありますので、長袖は必須。下着類は、3日分で十分です。(途中ランドリーのあるマリーナに立ち寄り、洗濯をします)、ウインドブレーカー、毛糸の帽子、つばのある(日除け)帽子、偏光サングラス、日焼け止めクリーム、洗面用具、シャワー用タオル。マリーナでシャワーなどに行くときのため、ビーチサンダルがあると便利です。
フォールウエザーギア(上下)
セーリング用ジャケット上下、グローブ、靴はデッキシューズでも良いのですが、防水性の高い軽トレッキングシューズがお勧めです。
防水シューズ持参であれば、長靴は特に指定のない限り持参しなくとも結構です。
* PFD(ライフジャケット);艇に搭載されているライフジャケットはキーホール型で嵩張ります、普段使用している膨張式のPFDがあれば持参いただくことをお勧めします。チェックインバッグに入れる場合には空港のチェックインカウンターで係員に申告してください。その際、係員によっては知識不足でPFDに装着されている圧縮空気キャニスターは飛行機に搭載禁止だと言い出すことがあります。世界中の航空会社は公式にPFD用キャニスターは搭載が許可されているはずであることを主張、場合によってはマネージャーに問い合わせることも主張してください(今まで最後まで搭載拒否されたケースはありません)。
船内食事
船内での食事は、船内ギャレーの使い方のトレーニングとして参加者で共同で作ります。 食料は、現地購入になります。
特に好みの日本食や、現地での入手困難な日本食調味料などは、ご自身で持参ください。
就寝、キャビン共有について
キャビンは、他の参加者との共有になります(一つのキャビンを二人で使用)。
就寝時、寒くなったときのため、夏用の小さくたためる寝袋をご持参ください、ブランケット、シーツ、枕は船に用意してあります。
入浴、シャワーについて
マリーナなどに立ち寄った際に、シャワーを浴びることができます(毎日は入れません)。
入港した際、近くのホテルに宿泊されても結構です。トイレットペーパーの使用量を減らすため、手動のウォッシュレットを持参することをお勧めします。
形態ウォッシュレット
マリンヘッド(船のトイレ)ではトイレットペーパーを流してはいけません(ルールにしているチャーター会社が多い)、使用済みのペーパーは備え付けのゴミ箱に入れ、マリーナでしか捨てられません。ウォッシュレットがあると、使用済みの紙は濡れているだけなので不快になることはありません。電動は重くて壊れます、手動がベストです。
洗濯について
ランドリーのあるマリーナや港にて、洗濯が可能です。地域によってはマリーナ停泊が少なくなることもありますので開催時に問い合わせください。
アルコールについて
当スクールからのアルコール類の提供はありません。航行中の飲酒は、一切禁止、アンカリングを含む停泊中の適度の飲酒はOK、出港前にクルーズ参加者共同でビールなどを事前に購入します。
水筒
使い捨ての水ボトルは持ち込み禁止です、ステンレス製の水筒をご持参ください。購入される方はライフラインからかけられるような取っ手のついたものが便利です(写真参照)
喫煙について
船内は、一切禁煙です(電子タバコ類を含む)。 デッキ上での喫煙は、他の方の迷惑にならないよう、風下でお願いします。
健康について
健康状況について問題のある方はお問い合わせください。大きな問題でなければ参加可能です。